Alain Hudelot - Noëllat Vosne - Romanée 1er Cru Les Suchots 『伝説のドメーヌ』シャルル・ノエラを今に伝えるドメーヌ 1988年に畑・設備ともルロワに売却され、姿を消した伝説のドメーヌがシャルル・ノエラ。
ルロワに売却された畑は、特級リシュブール、特級ロマネ・サンヴィヴァンをはじめ、合計14haに上るヴォーヌ・ロマネの珠玉の畑の数々で、買収額は6,500万フラン(当時の為替レートで13〜14億円)でした。
今日のルロワの両特級畑をはじめとしたヴォーヌ・ロマネ産ワインの名声は今さら言うまでもないことです。
そのシャルル・ノエラの孫娘オディールとアラン・ユドロが結婚して、1978年に祖父の所有畑の4分の1を相続したドメーヌが、アラン・ユドロ=ノエラです。
ユドロ=ノエラのスショは、東側の区画と南側の区画の合計0.46haから成ります。
年産約2,500本。
ドメーヌ内で最古の、樹齢100年の古木から収穫される稀少品です。
以下、インポーター公式サイトより。
ロマネ・サン・ヴィヴァンとエシェゾーに挟まれたこの1級畑からは、見事なまでに典雅で気品のあるワインが生み出される。
樹齢の高さも手伝い、ユドロ・ノエラのスショはじつに複雑なフレーバー。
口の中いっぱいにじわっと広がる旨味が素晴らしい。
Country(生産国) フランス Region(地域) ブルゴーニュ/ヴォーヌ・ロマネ村 Classification(格付) ヴォーヌ・ロマネ1級 Cepage(品種) ピノ・ノワール Volume(容量) 750ml 実店舗と在庫を共有している為ご注文を頂いても 商品をご用意出来ない場合がございます。
以下、インポーター公式サイトより。
若き後継者の登場でさらなる躍進が楽しみ 珠玉のクリマを所有する大ドメーヌ リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、ヴォーヌ・ロマネ1級マルコンソール、スショ、ボーモン……。
きらびやかなヴォーヌ・ロマネのクリマが揃う、ドメーヌ・アラン・ユドロ・ノエラ。
シャンボール・ミュジニーに生まれたアラン・ユドロが、妻のオディールとともにヴージョにドメーヌを構えたのが1964年。
そのオディールがヴォーヌ・ロマネの大ドメーヌ、シャルル・ノエラの孫娘で、1978年に祖父の所有畑の4分の1を受け継いだ。
冒頭に連ねた珠玉のクリマは、この時、旧ドメーヌ・シャルル・ノエラからもたらされたものである。
従ってこのドメーヌの多くの畑は、後にシャルル・ノエラを買収したドメーヌ・ルロワの区画と隣接している。
今日、ドメーヌのワイン作りに携わるのは、孫のシャルル・ヴァン・カネット。
アランとオディールの娘の子供で、1988年にランスで生まれた。
2006年に祖父からドメーヌを継ぐよう懇願され、ボーヌの醸造学校に入学。
2007年はジュヴレ・シャンベルタンのドメーヌ・ジャン・ルイ・トラペで修業し、2008年にドメーヌ入りしている。
ブドウ栽培はリュット・レゾネだが、トラペでの影響もあり、シャルル自身はビオディナミに関心を寄せる。
病気の多かった2007年に難しさを目の当たりにして決心を付けられずにいるものの、2011年は月のカレンダーに則って農作業を試みた。
醸造においては、祖父の時代は完全除梗だったが、2011年に一部、2012年には全クリマにおいて20%の全房醸造を行っている。
発酵槽は内側をコーティングした鉄製タンク。
10℃の温度で8日間の低温マセレーションを行い、その後、最高温度を33度に調整してのアルコール発酵。
圧搾にはバスケットプレスを用い、0.8バールという低い気圧でやさしく搾る。
樽熟成期間は比較的短く平均14ヶ月。
2011年は果実味を生かすため、11ヶ月と短めに切り上げた。
新樽の比率は村名で20%、1級30〜50%、特級50〜60%だ。
2005年から働く醸造長、ヴァンサン・ミュニエのサポートがあるとはいえ、まだ5年そこそこのキャリアで自分なりのスタイルを構築しつつあるシャルル。
適度な抽出、ほどよく抑えられたオークフレーバー、そして何より口の中にじわっと広がる旨味が飲み手の心を強く引きつける。
フランス本国での評価は非常に高く、とくに星付きレストランでは取り合いのドメーヌというのも実に頷ける、いぶし銀のドメーヌである。